Man page of CHIKU_WAIT(2)

システムソフトウェアとポエムの差が激しいので,高山病に注意

Agile PBL祭りのボランティアスタッフをしてきた

はじめに

2/21にあった,Agile PBL祭り2020 に当日のボランティアスタッフとして参加してきました.

アジャイルPBL祭りとは

産技大や筑波大,琉球大の先生方が主催で,アジャイルなPBLをしている学生と参加者たちがワイワイ学びを共有し合う祭りです.

主催者のアツい想いは以下です. miholovesq.hatenablog.com

note.com

また,当日の雰囲気はこんな感じです.

togetter.com

なんで参加した

僕は,昨年度にenPiT BizSysDプロジェクト学習を履修していて,アジャイルPBLの面白さや学びを身を持って体験しています. この学びや知見や各チームごとに異なり,それを共有しながら学ぶというのは非常に刺激的です. 僕自身が昨年度のenPiT BizSysDとプロジェクト学習で様々な学びを得た分,今年はボランティアとして還元ながら色々学びたいと思い参加しました.

別にアジャイルPBLが好きなので賑やかしに行きたかったとかじゃないぞ!!!

参加してどうだった

Agile PBL祭りのサイトには,

「Agile PBL祭り」は、アジャイルプロジェクト実践者の相互学習と交流を目的とした、
全員が参加者になる「お祭り」です。

と書いてあります. 僕自身も準備と片付け意外は割と,参加者として学生の発表を見に行ったりワイワイしてました.

どのチームもプレゼンが上手で,デモもしっかりと見せてくれました.最初は会場の雰囲気を固く,the「成果発表会」感がありましたが,後半は緊張も無くなったのか,ワイワイプロダクトの話やアジャイルの話をしていて,とてもお祭り感があって最高でした. 発表を聞いていて,凄いなって個人的に思ったのは,何食わぬ顔でカジュアルにドッグフーディングができていたり,フィードバックまでしっかり貰えていることでした. 作ってハイおしまい!!!みたいなPBLもある中で,ステークホルダーやプロダクトオーナーがちゃんと居て,作ったモノに価値を見いだす事まで出来ているのってすごくレベルが高いんじゃないのか?って気持ちになりました.ちなみに去年の僕はドッグフーディングという言葉を知らなかった.皆凄い. そもそも学生間でアジャイルスクラムの話で盛り上がれる機会がかなり少ないので,内容も濃い目でよかった.

また,筑波大/筑波技術大の渡辺先生に「どのチームもポスターからは想像できないけど,最初からうまく言っていた訳じゃない」と言われて,1年前を思い出してエモくなった.どのチームも問題や困難を乗り越えて改善を繰り返したから,プロダクトとチームが成熟していったんだろうな.そういうチームは一部だけかもしれないけど,それが見れたのは最高だったし,自分も参考になる部分が多かった.

懇親会では,一番最初のテーブルで隣に居た今年度のenPiT履修生と一緒に,「enPiTは青春だ!!!」って語ってきた. 履修生の子は,enPiTの履修のモチベーションは単位だったらしい. 去年の僕も,最初の履修のモチベーションなんて必修だからというものだった. でも,僕も彼も履修が終わる頃には,「単位なしでも良いから作りきりたい」,「来年も同じチームでやりたいって気持ちになった」,「ただの単位のためのグループが,最後はチームになれた」,っていう青春トークを連発した.こういう素敵ワードが頻発するのは本当に良くないですか?たかが数単位の授業でアツくなれて,チームとして良いプロダクトを作り上げることに全力を注ぐことができるのは本当に幸せで楽しいことなんだろうなと再認識した. もちろん,履修生全員がこう思っているわけでもないし,一部だとは思う. 他の懇親会ではに居た居た人に同じような話を振ってみたら,割と同意してくれた人が多かったのは何となく嬉しかった. ちなみに,「enPiT青春説」と「グループからチームになる過程が楽しかった」と言っていた人には,来年度TAを強く勧めておいた.TAになるとチームを支援する側になることで,コーチングスキルも身につく.そして何よりも「よそよそしいグループがチームとして成熟・自立しようとする」過程を見届けるのはとても楽しい. この世代交代の流れが来年も続いてほしいと思った. 最後は,先生方と夢を語って終了. 懇親会後半はエモーショナルになりすぎてほとんど覚えていない. とにかく色々な人々と「enPiTは青春」って言いまくって,溢れ出る想いを語り合った(気がする).

そんなことばっかり言っていたので,1年ぶり2回目のenPiTロスに陥ってつらすぎたので,永瀬先生や渡辺先生,enPiT OB勢等ともう一杯飲みに行った.ただ,enPiTロスを解消するどころか,産技大のenPiT夏合宿の写真を大量に見せられてエモが加速した.

楽しそうな写真ばっかり見せやがって本当に許さんぞ 僕も夏合宿混ぜて欲しい...

おわりに

こんなにエモーショナルになったのは久しぶりすぎてまとまらなかった.

そして残念なことに,enPiTという事業は来年度で終了する.enPiT3は今の所無いらしい? これが本当に寂しくてしょうがない. Agile PBL祭りが開催されたのも,enPiT終了後もAgile PBLを続けるための試行の一つらしいです. 是非,来年度以降もこの素敵な祭りを継続して欲しいし,できるだけ貢献したい. 集まれる機会が減ってしまったとしても,enPiT1には分散PBLというリモートでやっていたのがあると聞いているし,上手くスプリントレビューとかを他大学と繋いでやれたらいいなあって思っている.

最後に,来年度履修迷っている人は履修してくれ!!!! 全員が青春になれるかは分からないですが,学びが多いです.