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システムソフトウェアとポエムの差が激しいので,高山病に注意

enPiTのサービスデザインの授業でTAをしてきた

こんにちは、大学院試験受かったちくわです。無事に入院。

今回は、8/13から16日まで、enPiT-BizSysDのサービスデザインデザインという授業のTAをしてた話をしようかなと。

授業の概要

www.fun.ac.jp

カリキュラム的には、サービスデザインでは、

新しいサービスやビジネスシステムをデザインする上での上位概念の基礎やビジネスモデルの考え方とその手法を短期集中の講義及び演習により学ぶ。

という授業です。

今回は、大阪芸術大学芸術学部アートサイエンス学科の木塚あゆみ先生が講師で、サービスデザインのお題は「10年後にまた来たくなる函館のサービスデザイン」というものでした。 僕が履修した昨年度のサービスデザインは、予め課題が提示されてその解決策を考案するものでしたが、今年はフィールドワークをして、ポジティブに良いところを生かしたサービスを提案するもので、また今までと志向が違ったものでした。

内容

1日目

1日目は主にチームビルディングやスケッチの練習、10年前・10年後を考えるなどでした。

特にTAとしての出番はなかったですが、10年前を考える際は一緒に10年前ってどんな感じだっけ?と考えたりしました。10年前を調べていたら、windows7iPhone 3GSが発売されてたりで、時代を感じた。10年前は小学5・6年なのでそりゃそうだ。

2日目

この日はチームごとに函館市内のフィールドワークとアイデア出しをしました。フィールドワークって結構難しくて、ちょっと油断するとただの観光になってしまう。だから、ちゃんと課題を探すことや特徴を捉えることに集中しないといけないなーと感じたり。TA陣もぐるぐる市内を回って様子見をしたんですが、困ってそうなチームもあったりしました。

今回のテーマは10年後にまた来たくなる函館のサービスデザインなので、10年後の自分が函館を訪れた時を妄想しながら、観光客のような気持ちで市内を周るとよかったのかもしれない。 その時の気持ちや、思ったことをちゃんと記録に残せるようにできるとアイデア出しに活きるんじゃないかなあと思いました。

3日目

3日目はアイデア出しで固めたアイデアをハコニワとプロトタイプを作ってワイワイした。完全に図画工作でTA側も楽しみにながらいろんなチームをぐるぐる見ていました。 議論だけではどうしても見えない部分があるので、実際にプロトタイプをちゃんと作っていく過程は重要だなーと再認識。プロトタイプと評価を繰り返してスピード感をもってやっていけると、 いいアイデアになっていくんじゃないかなと思いました。

4日目

最終日は、パワポで紙芝居を作って、サービスの提案をしました。各チームの個性が紙芝居や発表に出ていて、なかなかおもしろかった。TAチームでサービスデザインしてもよかっただろうなあと最終日に感じたりした。

4日間の写真はFaceBookに乗っていたやつを。

TAするときに意識していたこと

提案するものは提案者自身が使いたいと思えるものか

TAとしてぐるぐるチームを周っている時に、わりかし定期的に「自分は使いたい?」って聞いていました。自分が使いたいと思えないサービスは、ユーザの心に響くことは多分ないし、使ってもらえないと思っています。勿論、自分が使いたいからといって、ユーザに使ってもらえるとは限らないけど。自分が使いたいって思えるところから初めて、少しづつ価値を考えていくと良いサービスになると思っています。

なんでもできるは伝わりづらい

良く、サービスを考案している時に、あれもできる!これもできる!こんなことも!みたいな提案があったりします。ただ、なんでもできる提案は価値や体験を上手に伝えることが難しいです。 なので、このサービスのコアとなる価値や体験をしっかりと1つ定めて、それを軸として伝えてることを意識していました。エレベータピッチとか考えれると本当はよかったのかもしれない。

おわりに

enPiTの科目のようなPBLはやっぱり楽しいですね。 みんなワイワイやっていたしよかった。

去年は受講者でしたが、今年はTAとしても学びが多かったと思います。 また来年度もTAやれるといいな。